コトダマリ

抜け殻の感性。

いつも誰かのために生きている

いつも自分の存在意義を他人に押付けている。

美味しいものが好き、楽しいことが好き、綺麗なものが好き、可愛いものが好き
でも全部、頑張って手に入れるほどの気力は持ち合わせていない。
痛いのも苦しいのも嫌いだから急いで死にたいわけじゃないけど、めちゃくちゃ頑張らなくちゃただ平穏に生きていくことだってままならないなら、生きているのは面倒くさい。
とっくに、全てに疲れてる。

人権の尊重されない地獄のようなに二十年余りだったけれど祖母が居るから死ななかった。祖母が悲しむから死ななかった。
のに、その祖母が居なくなってしまった。

これで私はいつ死んだって良くなった。
けど死ぬのも面倒くさいから、身近な人に私の生存意義を押し付けた。

私が居なければ生きていけない人間がいることに、死ねない理由を押し付けている。


でも本当はとっくに気付いてるのだ。
自分のために生きていることを喜べない限り、普通の幸せなんて手に入らないって。
きっとそんな利己的な理由で一緒にいる、相手だって不幸にしている。