恒星のように自分で光を生み出せる星と
惑星のように与えられた光を反射することでしか存在を示せない星
どちらに生まれることが幸せだろうか。
天体に感情が宿っているかどうかはさておき
与え続けることも、与えられ続けることも
そしてそれを選べないことも苦しいことだと思う。
内なるエネルギーを使い果たし、自己崩壊を起こして死にゆく。
太陽でさえも、いつかは終わりを迎えるのだから。
耀きながら、死ぬまでその耀きを他者に与え続けること
無力なまま、耀きを与えられなくなった後も死んだように生きること
どちらも
それが摂理だとしても、あまりにも哀しい。